命名権は我にあり!
こんにちは、さくらです!
先日は色に名前をつけるって話をしました。
部活帰り、みんなでアイスを食べながら歩いたあの日の夕焼け……
あの冬、彼と笑ってた日のニットのベージュ……
みたいなポエティックなことを言っていたんですが、
今回は実用に全振りでいかせていただきます!
ずばり、今日の結論はこれです。
正式名称をどれだけ知っているかより、
自分の生活で再現できる名前を持っているか。
ここが色選びの分かれ道になります!
色名を知っていても、買い物で迷うのは普通
「グレージュ」「エクリュ」「モーヴ」みたいなかっこいい色名を知ってると楽しいですよね。
でも実際には、
- 名前はわかるのに、試着すると違和感がある
- ネットで買うと想像とズレる
- 店員さんに伝えたのに、思ってた色と違う
こういうことが普通に起きます。
理由はシンプルで、同じ色名でも幅があるから。
ブランドが違えば同じ名前でも違うし、
光が変われば見え方も変わります。
なので「色名を暗記する」だけでは実用になり切らないんですよね。
実用で強いのは「私だけの名前」
ここで効いてくるのが、正式名称ではない自分が使える名前です。
たとえば、
- うちの子のふわふわの毛のブラウン
- 新品ノートを開いた瞬間のまっさらで少し冷たい白
- 仕事帰りに見上げる街灯まじりのネイビー
みたいな、こういう名前です。
さくらさん、またポエム読んでる……。
って感じだと思うんですがw
でもね、考えてみてくださいよ。
湯婆婆は千尋やハクの名前を奪い、新しい名前を与えることで彼らを支配したじゃないですか。
それくらい名前って大事なものなんですよ。
これも同じです。
支配というと仰々しいので、「名前をつけて色と友達になる」って考えてみてください。
あなたの記憶と結びついていて、次に同じ系統の色を見たとき再現できること。
これさえ満たせば、実用としては十分です。
「このシャツ、新品ホワイトじゃないな……」
こんな感じで色を判断できるようになると、色選びでの迷いが減ってきます。
名前はあなたを助ける道具
命名って聞くと、センスが要る気がしたり、
おしゃれな言葉をひねり出さなきゃって思ったりしません?
でも、当たり前なんですけど、こんなことにポエム力は不要ですw
「これはレモンの皮の黄色」
「これはレモンの果実の黄色」
「これは私のシーツの水色」
「これは去年よく着てたニットより、ちょっとグレー寄り」
これで十分すぎるくらいです。
なぜなら、超絶わかりやすいから。
あなたの生活に直結しているので、再現性高く思い出して使うことができるんです。
色はグラデーションですし、見えている世界は人それぞれ。
その日の体調や光でも印象は変わります。
その前提で「私はこう見えた」を丁寧に拾うこと。
これを繰り返していくと見える色・感じる色が増えるので、
色を見分けるのがかなり楽になります。
「これ何色?」より「私にとってどんな色?」
ということで。
誰に見られるわけでもないですし、
ぜひここは恥ずかしがらずに小説家気分で名前をつけてみてください。
- 手元のお気に入りのアイテムを1つ選ぶ(服、ペン、マグ、何でもOK)
- どんな色なのかを文章で説明する
- その名前を声に出す
例:
「クレヨンで描いた黄色いひよこ」
「キティちゃんのリボン」
「次回ライブのツアーグッズのピンク」
……本当になんでもいいですw
名前っていうか、色を言葉で表現する、の方が近いかもしれませんね。
ちなみに声に出すと記憶への残り方がまったく変わるんですよ。
視覚に加え、聴覚を刺激する行動まで伴うので、より深く自分の色辞典に刻まれるってわけです。
好きな色に自分なりの名前をつけるのは
似合う色を選ぶためのテクニックでもあるし、
自分の毎日を愛おしくするコツでもあります。
「これ好き!」の瞬間を取りこぼさないための色集め。
これをコツコツ続けていけば、あなただけの色見本ができていくはずです。
