5. 好きな色がパーソナルカラーじゃなかったんです(泣)
こんにちは!さくらです。
早速ですが、まずは前回の復習から行きましょう。
おさらいなので、肩の力を抜いて読んでくださいね。
ここ2回の講座では、
「好きな服を着ることは、なんと他人のためにもなる!」
というテーマを扱ってきました。
それを論理的にご説明するためにご紹介したのが
アドラー心理学の「課題の分離」や「共同体感覚」という考え方です。
- 他人の課題に踏み込まず、自分の課題にだけ集中して取り組むこと
- 自分と他人の課題を分けて考えるため、他人を信頼すること
これらが大切でしたよね。
最初は他人を無条件に信じるのは怖いかもしれません。
でも小さな行動を積み重ねて自分の課題をクリアすることで、
「共同体感覚」は自然と育っていきます。
それでは、ここから少し応用編です。
もし仮にこんな人がいたら、どうしたらいいと思いますか?
ぜひ一緒に考えてみてください。
例:家部ハルさんの場合
「共同体感覚」って初めて聞いたけど、言ってることはまぁわかる。
本当にこういう考え方ができたら随分楽になるだろうとも思う。
でも、ぶっちゃけ無理だよね?
きれいごとじゃない?
義母とも上手くいっていないし、夫も義母側につくし、どうしても私の味方が少ない気がする!
もし私がこれから「相手を傷つけない前提」で「自分の課題に取り組む」としても、
あっちはこっちを傷つける気満々なんだもん。
喜んでもらおうと思って食事作ってんのに、
毎回味が濃いだの品数が少ないだの文句つけて残すの何〜!?
品数少ないんだから残さず食べられるでしょーが!
前回の話は「お互い思いやりを持っている前提」な気がして、
私の状況には上手く当てはまらないように思えるなぁ……。
皆さん、どうですか?
こんな状況、想像するだけでめちゃくちゃしんどいですよね……。
さて、ハルさんは「みんな思いやりがある前提なのが違和感」と言っています。
これって皆さんもそう感じますか?
実は、まさにそこが考え方の核なんですね。
お互い思いやりを持っている前提で考えること。
これを言い換えたのが、「相手を信じ、相手の課題は相手に委ねる」ってことなんですよ。
つまり、「課題を分離し、相手の課題は相手に任せる」ってことです。
なので、時には相手には思いやりが無い場合もあります。
信じた相手に傷つけられるってこともありえるんですね。悲しいことなんですが……。
これは「そういう時はどうすればいいの?」って話なんです。
悪意に悪意を返さないこと
悪意を向けられた時って、
「やられたらやり返す!」
「やられっぱなしで泣き寝入りするなんて嫌!」
「なんでこっちばっかり我慢しなきゃいけないわけ!?」
って気持ちになっちゃうと思います。
でもここで怒り任せにやり返すと、
たとえ自分が勝ったとしても、次は必ず「仕返し」が待っています。
それを永遠に繰り返すわけですから、当然諍いは終わりません。
「ああそうですか!じゃあお義母さんは召し上がらなくて結構です!!」
なんて言い返そうものなら、ますます険悪になることは明白ですよねw
それならどうするか。
自分の行動や気持ちは「自分の課題」として自分の中で完結させます。
そして、それを相手がどう受け取るかは「他人の課題」とし、相手に委ねるんです。
自分の正しさに合わせて無理に相手を変えようとしないこと。
もっと単純に言うなら、「自分の考えを押し付けない」ってことですね。
これは我慢して伝えること自体を諦めろというのとは少し違います。
ちょっとニュアンスが難しいのですが、
「思ったことを伝えてみる」って選択肢自体はあってもいいんです。
でもそれはあくまでも伝えるだけ。
「今すぐに相手の意見を変えてやろう」
「言い負かしてやろう」
そういうふうに思ってしまうのが問題なんです。
相手がどう思うか、どう考えるかは相手の課題でしたよね。
相手が何を考えているか、それをどう表現するかは、私たちには手の届かない領域です。
自分には自分の考え方・正しさがあるように、相手には相手なりの理屈があると考える。
きちんと課題の分離ができていれば相手の言動に揺らがず、争いから降りることができるんです。
案外、相手は本当に健康を案じてくれているだけかもしれません。
伝え方がキツいだけで…w
……まぁ、そうは言っても、
「全然そんなふうには割り切れない。難しいよ〜…」と思うのは当然です。
簡単なことじゃありませんからね。
なので、まずは「相手の課題に踏み込まない」と意識するだけで十分です!
私も自分が本当に好きなものを選んで、
やりたいことをして、
日々成長し、
毎日楽しく過ごしながら、
自己肯定感を高めつつ!!
最終的には、
「他人は敵ではなくて、一緒にこの世界を良くしていく仲間」という共同体感覚を得て、
宇宙まるごと大切に思えたらいいなと思っています。
どうしても悪意しか向けてこない人への対処法
自分から伝えることは伝え、
それにより相手が行動や考え方を変えることを選んでくれればいいのですが、
いくら誠実に働きかけてもどうにもならず、
一方的にこちらをサンドバッグにしようとしてくる人も残念ながら存在します。
それは、相手があなたを「敵」だと考えているからです。
そういうとき、「やり返してはいけないから……」と黙って攻撃を受け続ける必要はありません。
あなたを大切に扱ってくれない人間とは「距離を置く」ことも視野に入れていいんですよ。
これも選択肢として覚えておいてくださいね。
身内や友人、恋人のような身近な人が相手だと
「そんなの無理だよ!できるならもうとっくにしてるし!」って感じるかもしれません。
でもそれって、もしかしたらシェルターの中にいるだけじゃないですか?
とっても視野が狭くなっているのかもしれません。
まずは何を問題だと感じているのか言語化し、本質を探ってみてください。
問題の本質には何が潜んでいるんでしょうか?
そこから解決策を考えていきましょう。
ということで、少し長くなりましたが課題の分離の応用編でした!
ここから本日の本題に入っていきます。
今まで好きで着ていた服なのに、パーソナルカラーじゃないから着にくくなっちゃった……
パーソナルカラー診断を受けた結果、
「今まで好きで着ていたけどパーソナルカラーじゃないと知って着にくくなった服がある」
というお声を聞くことがあります。
そもそもパーソナルカラーしか着てはいけない状況なんて絶対ありえないわけなんですが、
それでも「パーソナルカラーではない」=「間違っている」と感じてしまう気持ちはわかります。
だって、プロに「他の色の方が似合う」って言われたわけですからね。
それに反して「こっちの方が好きなので!」って突き通すのは、
精神的にかなり胆力が要ると思います。
だけど、診断結果に振り回されて好きだった服を泣く泣く諦めてしまったんだとしたら、
それってとっても寂しい話ですよね。
今回は今までの知識を総動員して、この問題を解決に向かわせていきましょう!
今日はこれまでの総復習ということで、
- 具体的に言語化する
- 抽象度を上げて問題の本質を捉える
- 課題の分離
- 抽象度を下げて解決方法を探す
この流れで進めていきましょう!
1.まずは言語化から!
言語化、……なんだかもはや懐かしいですねw
「パーソナルカラーじゃないから着にくい」を言い換えると、
「好きだった服は似合わないから着られない」ですよね。
それを念頭に、まずは諸々言語化していきましょう。
まずは、好きだった服がどんな服なのかから見ていきます。
私の好きな服は……
- 一目惚れしたロイヤルブルーのワンピース!
- 色もデザインも涼しげ
- ノースリーブ
- マキシ丈でウエストマークされている
- 薄すぎないけど、軽やかに裾がなびく
- これを着ると自信を持てる気がする
- しかもポケットがある!便利!
ということで、好きだったのがどんな服なのかを言語化してみました。
いったん見やすいように箇条書きにしてあります。
でも、もし実際にご自身で「言語化してみよう!」と思ったときは
最初から箇条書きにしようとせずに脳直でつらつら文章を書き出す方がおすすめです。
箇条書きしようとすると「端的にまとめなきゃ!」って意識が働いて、
無意識に情報を取捨選択してしまうからです。
おすすめのやり方は
- 数分のタイマーをかけて制限時間を設け、手を止めずに思い浮かんだことを書き出す
- 気が済むまで音声入力で話す
です!
言葉がまとまらなくていいし、
なんなら「えーっと」とか「なんて言ったらいいんだろー?」とか繋ぎの言葉まで入れて構いません。
誰に見せるでもないですし、
ポジティブな内容からネガティブな内容まで、全部素直に書いてみてください!
脳直メモの例もお見せしますね。こんな感じです。
着られなくなった理由は……
パーソナルカラー診断を受けたら原色っぽい青は似合わない色なんだって。
別に気にせず着ればいいのかもだけどなんだかんだ結構ショックかも……
あ〜〜〜〜あ
青めちゃくちゃ好きなのに
理論上似合わないとか言われたらさすがにためらうじゃん。
でも言われてみれば青い服を着てると
「体調悪いの?大丈夫?」ってよく聞かれる気はする。
自分で見ても確かに顔色は悪かった。
それはそう。
診断で見てて思ったけど……
でも、似合う色は別にそんなに好きではない。
全部が全部嫌なわけではないけど……
でもな〜〜〜!
うーん、やっぱりテンションは上がらない。
好きな服でテンション上げてたのに
好きな服でテンションが下がるようになっちゃった。
楽しかったのに水を差されたみたいな感じ。悲しい。
パーソナルカラーを知ったせいで。
やだなぁ。
知らなきゃ気にせず着てたのに……
本当にめちゃくちゃ見づらいですがw
こんな感じでOKです!
2.次は抽象度を上げて、問題の本質を捉える!
言語化できたら今度は何が問題なのか、その本質を探っていきます。
根本的な問題を見つけたい時は、どんどん抽象化していくんでしたよね。
私の好きな服は……
▼ 抽象度高
・着ると自信が持てる服
・着ていて楽しい服
↓↑
・気に入って選んだ服
↓↑
・好きな色の服
・デザインが好きな服
・機能性もある服
↓↑
・青い
・ワンピース
・ポケットがある etc…
▲ 抽象度低
つまり、自分なりの根拠(色・デザイン・機能性)があって選んだから
着ていて楽しかったし、自信を持てていたってことですよね。
ところが、こんな問題が起きてしまいました。
着られなくなった理由は……
▼ 抽象度高
・自分の選択に自信が持てなくなった
↓↑
・着てもテンションが上がらなくなった
↓↑
・似合わないと言われた
・顔色が悪くなり体調を心配される
・好きではない色の方が似合う
▲ 抽象度低
これを整理すると、
結局、根本的な問題は「自信が持てなくなったこと」に行き着きそうですね。
要するに、また自分の選んだ服に自信を持てれば解決できるってことになります!
3.自分の課題はどの範囲?
ここで「自分の課題」と「他人の課題」をきちんと分けておきましょう。
好きだった服を着られなくなったことについて課題を分離すると……
自分の課題
・気に入っていた服を着るか着ないか。
他人の課題
自分の服装に対し、相手がどう思い、どう行動するか。
たとえば、私が青い服を着ているのを見て
・似合わないと思う
・心配して声をかけてくる
・褒めてくれる
・特に何とも思わない など
こんな感じでしょうか。
他人の課題は相手に任せるので考慮に入れず、自分の課題にのみ向き合えばいいんでしたよね。
自分ができる行動の選択肢は2つだけ。好きだった服を着るか/着ないかです。
そして、本質的な問題は「自信を持ちたい」でしたよね。
つまり、着る/着ないのどちらの方が自信を持てるのか。
これだけ考えれば、どちらを選んだとしても解決に繋がるというわけです!
4.自分の課題にどのように取り組むか?
ここまで来たら「なら具体的にどうするの?」って話です。
- 抽象度を上げて抽象化したものが問題の本質
- 抽象度を下げて具体化したものが解決の手段
でしたよね。
それでは、着る場合・着ない場合にできそうなことをそれぞれ具体化してみましょう!
他にも手段はたくさんあると思いますが、
私が今パッと思いついただけでもこれだけのものが浮かびました。
たとえば……
お気に入りだった青いワンピースを着る場合
① 人目を気にせず、メンタルブロックを突破する
・今まで通り普通に着る!それが楽しいし、私らしくいられるから!
・色はベストじゃなくても、デザインや機能も気に入ってるからOK!
② トータルコーディネートで調整する
・ワンピースの上に、似合う色の服を羽織る
・似合う色のスカーフなど、小物を取り入れる
③ 服に合わせて自分の外見を変える
・髪を染める
・メイクを調整する
・カラコンを入れる
お気に入りだった青いワンピースを着ない場合
① 結果に納得できたので、他の色に挑戦する
・パーソナルカラーの中に好きな色があればそれを選ぶ
・好きな色ではない代わりに、デザインや機能性など他の要素をより重視する
② 青が差し色になるデザインやコーディネートにする
・顔色に影響しない部分に青が含まれる服を選ぶ
・靴や鞄など、服ではない部分で青を纏う
・顔の近くではなく、下半身に青を取り入れる
③ 服以外のものを青いものにする
・ペンやポーチ、財布、ハンカチなど、よく使う小物を青にする
・下着など、見えない所に身に着ける
いかがでしょう?
言語化 → 抽象化 → 課題の分離 → 具体化
これらの作業を通じ、様々な解決方法が見えてきましたよね。
もちろん毎回同じ解決策を取らなければいけないわけではないので、
- 「遊びに行くときは気にせず好きなの着ちゃお!」
- 「仕事では似合う色や場にあった色を優先する代わりに、青い手帳を使おうかな」
- 「でも、メイクを練習したら職場でもまた青い服を着てみよう」
みたいに、状況に応じて選択してOKです!
ということで!
「好きな色がパーソナルカラーじゃなかった(泣)」の解決策、
私なりの答えを見つけることができました。
皆さんにとっても「これなら納得できそう!」って方法はありましたか?
もしかしたら、どれもいまいちしっくり来なかったって方もいらっしゃるかもしれませんね。
これはあくまでも私が考えたものなので、人により解決策は千差万別、十人十色です。
「もっといいやり方が思いついたよ!」という方はぜひLINEでシェアしてくださったら嬉しいです。
皆さんにもご紹介させていただきたいと思います!
「それってほんとに好きな色?」ここまでのまとめ
改めて、最後にサクッとまとめておきましょう。
問題解決の手段を見つけるためには、
- 「言語化」で問題を認識する
- 「抽象化」して問題の本質を掴む
- 「課題の分離」で余計な心配を手放す
- 「具体化」で行動に落とし込む
というプロセスを踏めばいいんでしたよね。
でも、手段が見つかったのに怯んでしまって最後の最後、
結局行動に移せなかったら意味がありません。
いざというときにちゃんと行動に踏み切れるように、
自分の周りにフィルターがあることを意識し、それを突破し、日々エフィカシーを高めておく!
これも重要なことでした。
つまり、私たちは
問題を解決し、成長する
↓↑
自信がつく
この最強の循環を毎日ぐるぐる回していきたいわけです!
成長するから自信がつく。
自信がつくから解決できる。
この波に乗れたらもうこっちのものです!
あなたは思うまま何でも挑戦できますし、好きなものを自由に選び取ることができます。
もしもそうなったら、毎日楽しくて楽しくて仕方ないと思いませんか?
だから、私もあなたも、みんなでその状態を目指していきましょう!
そして、この楽しく自由な日々を目指すとき、
「色を選ぶ」ことも、そのための小さな積み重ねになります。
だから、「たかが色」と思わず、好きな色を選ぶことも大切にしてほしい。
これがこの講座を通して、私がお伝えしたかったことです!
「好きな色を選ぶって、そんなに大事?」って、最初はあまりよくわからなかったと思います。
でも今は、「色」を選ぶという些細な行動があなたの日々の助けになるってこと、
「もしかしたら本当にそうかも」って実感していただけているんじゃないでしょうか。
あなたはパーソナルカラーの服を選びますか?
パーソナルカラー以外の好きな服を選びますか?
もちろん「どっちも取る!」のもいいですよね。
よろしければあなたならどうするか、ぜひ、LINEで教えていただけると嬉しいです。
いつも読んでくださって本当にありがとうございます!
それでは、また次回お会いしましょうね。
