
「カラーセラピー」と聞いた時、あなたはどんな印象を受けますか?
一体何が行われるのかイメージしにくい。
どんなメリットがあるのかわからない。
一言で言えば「謎」ですよねw
何なら「占いみたいで正直なんか胡散臭いな……」と感じている方もいらっしゃると思います。
だからこそ、今回はその怪しげな印象を取り去っていきたい、というわけなんです。
「占い」と「カラーセラピー」は何が違うのか?
何はさておき、まずはここですよね。
みなさんにとっても馴染みがあってイメージしやすい「占い」の話からしていきますね。
そもそも占いを受けたくなるのはどうして?
まずはここから考えていきましょう。
生まれてこの方一度も占いを見たことがない人は少ないと思います。
わざわざお金を払って占ってもらいに行くことはないとしても、
朝のニュースの星座占いを見ていたり、しいたけ占いさんのアカウントをフォローしていたりしませんか?
これってどうしてなんでしょう。
特に理由なんてない?
何となく楽しそうだから……?
そうやって「特に意味なんてない」「遊びみたいなもの」と片付けてしまいがちですが、
そこで思考を止めずにきちんと深掘りしていくと、
大なり小なり現状に何かしらの不満があり、それを解決したい。
本当は、そんな思いが隠れていたりしないでしょうか。
例えば、「最近なんか調子出ないな…」ともやもやしていたとしましょう。
すぐに解消できればいいけれど、
実際は具体的に何が上手くいっていないのかすらピンと来ないことがほとんどです。
私たち、生きていこうというだけで毎日やらなければいけないことが山ほどありますよね。
そんな忙しい日々の中では
「なんか調子悪いけどまぁいっか…」とやり過ごせる程度のものを、
わざわざ探り出すところから始めるのは本当に難しい……というか。
億劫なんです。
なぜなら時間が無いから。
小さなことにいちいち引っかかって、立ち止まって、あえて考える時間を取れないわけです。
ところが「なんかイマイチだけどまぁいっか…」と放置している内は、結局いつまでももやもやは晴れません。
これから自分がどうすべきかわからない。
どうしたいのかわからない。
そもそも、自分が今どんな問題を抱えているのかもよくわからない。
そんな状態なので、私たちは多かれ少なかれ日々不安を抱え続けたまま、生活することになります。
そんな時、もしも誰かが
「これが原因なので、こうしたら解決しますよ」
ってパパッと正解を教えてくれたらどうでしょう。
たったそれだけで悩みが解消するとしたら、ものすごーくありがたいと思いませんか?
手っ取り早く正解に辿り着ける方法があるなら頼りたいと思うのは当然の話です。
……ということで、ずばりこれが「占い」ですね。
占いは「占い師から占い結果を聞く」のがメインになります。
- 過去にこういうことがありませんでしたか?
- あなたはこんな性格ではないでしょうか?
- 未来にこんなことが起こりそうです。
- 今年は大きな買い物はしない方がいいですよ。
- ここ2年以内に出会った人の中に運命の人がいるようですね。
たとえば、こんな感じですよね。
自分には干渉できない外側から自分の運命を決定づけられる感じ、とでもいうんでしょうか。
ざっくり言ってしまえば、
自分で考えても答えが出ないから占い師に「自分のことを教えてもらいに行く」 イメージだと思います。
カラーセラピーで未来はわからない
ここからいよいよカラーセラピーの話に入ります。
まずはっきりお伝えしたいのは、カラーセラピーは占いではないということ。
カラーセラピーは、占いのように過去や未来を的中させることはできません。
「黄色を選んだあなたの金運は最高です!宝くじを買ってみましょう!」だとか
「ピンクを選んだあなたは自分を磨けば磨くほど成果が出るでしょう!」みたいなことは言えないんです。
「正解はこれです!」と答えを即座に導き出せるものではないので、
「カラーセラピーのおかげであっという間に不安が解消されました!」というわけにはいかないわけですね。
なら結局、カラーセラピーって何?
カラーセラピーは、
色を使ってあなたの心の内側の「言葉にできていない部分」を自力で見つけ出す手段です。
「言葉にできない」というのは、つまり「わからない」ってことですよね。
ただでさえわからないことなので、
何の手がかりもないままでは結局何も理解できずに匙を投げたくなってしまいます。
色を手がかりに、わからなくてもやもやしている部分を明確にし、自分自身の中から解決策を引っ張り出す作業。
それがカラーセラピーなんです。
占いは解決策を他者に求めるもの。
カラーセラピーは解決策を自ら捻り出すもの。
こんなイメージです。全然別物ですよね。
実は、「手がかり」にするものは人それぞれ、何でも構いません。
私は色が大好きなので、もやもやを解決する手がかりにカラーセラピーを利用しますが、
当然ですが、色に興味の無い方が無理にカラーセラピーを選ぶ必要もありません。
でも、この記事をここまで読んでくださっているあなたは、きっと少なからず色に興味を持ってくださっていますよね。
カラーセラピーではすぐに答えが見つからないこともあるけれど…
答えを教えてもらえるわけではなく、結局自分で考えなければいけない。
だから、カラーセラピーではすぐに答えが見つからないこともあります。
占いに頼るより遠回りで、正解を見つけ出せるまで苦しい思いをするかもしれません。
でも、あなたの心はあなた自身のもので、本来他人が覗ける領域ではありません。
あなたにしかわからないはずのものですよね。
だからこそ、
「自分が何に悩んでいるのか」
「自分はどうしたいのか」
これらをきちんと掴むことができたなら、それが自力で解決へと進んでいく一歩になるんです。
カラーセラピーの方法
カラーセラピーの具体的な方法をご紹介しますね。
まずは、色の準備です。
直感が大切なので、パッと全ての色が一度に目に入るように並べます。

たとえば、こんな感じです。
そうしたら、色を選ぶ前に「今回のテーマ」を思い浮かべておきます。
- 今の気分
- 家族と言い合いになってしまった
- 恋人のちょっとした言い回しが気になってしまう
- 仕事での効率が上がらなくて悩んでいる
- たまにはパーっと遊びに行きたいのに時間がない
- 次のライブで全通したいのにお金がない
本当になんでもいいです!
何なら
「特に困ってることはないけど、絶好調ではないんだよね〜……」
みたいなふわっとした状態でも構いません。
ここまで用意ができたら、いったん目を閉じ、深呼吸しましょう。
心が落ち着いたら目を開けて、テーマについて直感でイメージの色を選んでください。
その後、今度は選んだ色について深堀りしていきます。
例えば、現状のイメージが「緑」、理想の状態のイメージは「水色」を選んだとします。
- 「緑」にはどんなイメージを持っていますか?
- 「水色」という色に何か特別な思い出がありますか?
- この色の何が心に引っかかったんだと思いますか?
- 結局、なぜこの色を選んだんでしょう?
このように、色を取っ掛かりにゆっくり思考を深めていくんです。
カラーセラピーでは、セラピストからのアドバイスは一切行いません。
なぜなら、主体はセラピストではなくあなただから。
セラピストはただひたすら話を促し、聞き、あなたが何を考えているのかを引き出すことに徹します。
あなたの思考を邪魔しません。
あなたはセラピストの話を聞くのではなく、あなた自身が感じたことを言葉にするのが大切なんです。
…という感じなので、実はカラーセラピーはやり方さえわかれば自分一人でも簡単お手軽にできてしまいます!
でも、そうは言っても「今からさっそく自分一人でやってみよう!」とは思えませんよね?w
カラーセラピーが自分にとって本当に価値があると感じられていなかったら、
たとえやり方がわかったとしても実際に行動には移せないと思います。
最初に言ったように、私たちは日々時間に追われています。
ですから、価値を感じないものにあえて時間を割こうなんて考えないのは当然のことなんです。
だからこそ、「カラーセラピーを受ける予定を立てる」のは、実はかなり意義があることだったりします。
なぜなら、「意識して、自分のことを考える時間を確保した!」ってことだからです。
少なくとも、
「普段、深く考える時間も取れずにもやもや心の底に溜めていること」を解決するため、
一歩踏み出してみた、という事実は残ります。
それに、自分一人ではなくセラピストとのやり取りになるので、
一度やると決めてしまえば、めんどくさくてもサボりにくいのもいいところですねw
さらに、人に向けて話す方が、自分の頭の中だけで考えるよりも思考が整理され、理解が深まるというメリットもあります。
……いかがでしょうか?
カラーセラピーは決して怖いものでも怪しいものでもありません。
自分の思考を手助けするための一つの方法だと考えていただけたら嬉しいです。
最後に
ちなみに、私は占いを否定しているわけではありません。
ここまでお伝えしてきた通り、カラーセラピーは自分の中にあるけれど見えていないものを引き出す手段なんです。
普段は全く使わない引き出しでも、その存在さえ思い出せれば中身を取り出せます。
でも、元々無い引き出しを引き出すのは不可能ですよね。
つまり、
「カラーセラピーで自分の中に存在しないインスピレーションが降ってきた……!」
……みたいなことは難しいんです。
なので、「今の私は正解の引き出しを持ってないかも!?」と思ったときは、
占いが参考になることもあるかもしれませんね。
新たな引き出しは、自分の視野を広げることでどんどん増えていきます。
そして、あなたの視野を広げてくれるのは、いつだって新たな出会いや新たな挑戦です。
「煮詰まった時は、普段と違うことをしてみよう!」なんてよく言ったものですが、
これは「新たな経験をして新たな引き出しを増やそう!」という理屈なんですね。
自分の中の引き出しを増やしておくこと。
埋もれてしまった引き出しの自分なりの見つけ方を心得ておくこと。
あなたが何か困った時、これらが解決の鍵になります。
そして、もしも「色」があなたにとって解決の鍵になるのなら、同じく色が好きな私はとっても嬉しく思います。

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